半導体の電位とエネルギー

教科書やWebでは電子のエネルギーを用いて半導体中のエネルギーを
記述されることが多い。
電子の電荷は負であるので、「①電子のエネルギー」と「②電位」の
符号は逆である。
①と②の符号が逆であるため、私はよく混乱してしまう。
ここにpn接合の電位、エネルギー、電場を並べてして記述しておく。
不純物濃度が一定のp型半導体とn型半導体でpn接合を考える。
熱平衡状態にあるときエネルギー、電位、電場は次のようになる。

参考にした文献
pn接合は半導体の基本なので、どの教科書も似たような説明がなされているので
どの教科書で勉強してもよいと思う。
1. 高校数学でわかる半導体の原理
・pn接合の説明を直観的にわかりやすくまとめてある。私はこの本に何度もお世話になった。
・直観的な分やや正確性に欠ける。
2. 半導体デバイス―基礎理論とプロセス技術
・pn接合について一般的な説明がなされている。
3. Device Electronics for Integrated Circuits, 3ed 
・2.と同じような説明がなされている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です